アフターピルで避妊成功のカギ

アフターピルは避妊が失敗に終わってしまっても、性行為が終わった後72時間以内に服用することで避妊ができます。しかしアフターピルはなぜ性行為が終わった後であっても避妊ができるのでしょうか。

それはアフターピルに含まれているレボノルゲストレルと言う物質が持つ力にありました。

レボノルゲストレルが体にどのような作用をもたらすのか

アフターピルの効果や影響
このレボノルゲストレルは女性ホルモンの黄体ホルモンと同じ働きをしてくれる物質です。黄体ホルモンは、妊娠の維持や卵巣のコントロールを行います。

このホルモンは排卵日~生理前にかけて分泌を始めます。排卵日からどんどん分泌量が増し、生理前になると分泌量がピークを迎えます。その後、低下していきます。黄体ホルモンの低下に伴い子宮内の膜が自然に剥がれ落ち生理が起こる仕組みです。

アフターピルを服用することでこの一連の流れをレボノルゲストレルが一気に行います。レボノルゲストレルが黄体ホルモンの役目を果たし、アフターピルを飲むことで黄体ホルモンの分泌がピークを迎えたと体が思いこみ卵巣動きを止めます。この時の女性の体は妊娠時と同じだと錯覚をして排卵をしなくなります。

その後レボノルゲストレルは急激に減少します。アフターピルを服用して早くて3日遅くて3週間後にはレボノルゲストレルは低下し体が子宮内の膜を剥がし生理を起こすのです。

生理が起こるということが避妊成功の合図

アフターピルを服用したことでその後3日後から3週間の間に生理が起こります。この生理は避妊に成功したことを表し、おりもの状の黒く濁った出血が1週間から2週間ほど続きます。それが消退出血です。

女性の生理を利用しホルモンバランスを変えることで避妊をする避妊薬がアフターピルなのです。アフターピルを服用後は少し体調が優れないことや生理が周期通りにこないことがありますが、数ヶ月すると周期も安定してくるので心配はいらないでしょう。